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2026.10.07 AR コラム
ARフォトフレーム・フォトスポット活用事例5選|体験型イベントの企画に

「イベントに体験型のコンテンツを取り入れたい」。
そんなときに、少ない手間で始められるのがARフォトフレーム・フォトスポットです。
スマホのカメラをかざすと、目の前の景色にデジタルの枠や記念看板、キャラクターが重なって写ります。
アプリレスARの場合には、専用アプリは必要ありません。
QRコードを読み込むだけで遊べるので、イベント会場や観光地の集客施策として広がっています。
とはいえ「普通のフォトパネルと何が違うの?」「うちの企画でも使えるの?」と、イメージがわきにくい方も多いはず。
この記事では、フォトフレームとフォトスポットの違い・パネルとの使い分け・導入するメリット・実際の事例を、専門知識がなくても分かるようにまとめました。
■この記事で分かること
- ARフォトフレームとARフォトスポットの仕組みと違い
- 成人式や大学の式典、SNSキャンペーンなどの活用事例
- 通常のフォトパネルと比べたときの、ARならではの強み
- 企業や自治体がARフォトフレーム・フォトスポットを取り入れるメリット
ARフォトフレーム・フォトスポットとは?

ARフォトフレーム・フォトスポットは、目の前の景色にデジタルの飾りを重ねて撮影できる仕組みです。
記念撮影をまるごとデジタル化できるため、準備も参加もグッと手軽になります。
| 特徴 | 要点 |
|---|---|
| デジタル枠の重ね合わせ | スマホのカメラ画面上で現実の風景とフレームを合成する |
| 体験の手軽さ | 専用アプリを必要としないWebAR技術が主流となっている |
現実の風景にデジタル枠を重ねる
スマホのカメラに映る景色に、用意しておいたイラストや枠が重なって表示されます。
キャラクターと並んで写ったり、決まった場所に飾りを出したりする演出も可能です。
特別な機材は不要で手元のスマホだけで、いつもと違う記念写真が残せます。
フォトフレームとフォトスポットの違い
ARフォトフレームは、撮影画面の周りに枠やイラストを重ねるタイプです。
誰がどこで撮っても同じデザインになるため、キャンペーンの統一感を出しやすいのが特徴です。
ARフォトスポットは、記念看板やキャラクターを3DCGでその場に出現させ、一緒に写るタイプ。
立て看板の代わりになり、好きな場所や角度から撮影できます。
どちらもQRコードから始められ、1つの企画で両方を用意することもできます。
アプリ不要なWebAR技術が主流
最近の主流は、アプリを入れずにブラウザだけで動く「WebAR」という方式です。
スマホでQRコードなどを読み取ると、ブラウザ上でARが立ち上がりすぐに撮影が開始できます。
ただし、スマホのOSやブラウザのバージョンによっては動かないことも。
企画の段階で、対応する機種を確認しておくと安心です。
【関連記事】AR・VR・MRは何が違う?XRとの関係やビジネスとの活用例を簡単に解説
ARフォトフレーム・フォトスポットの活用事例5選
ARフォトフレーム・フォトスポットは、自治体の式典から店舗の販促まで幅広く使われています。
看板やキャラクターを出現させるフォトスポットの例と、撮影画面に枠を重ねるフォトフレームの例を紹介します。
【関連記事】【サンプルあり】観光で使えるARの活用例6選!記念撮影・回遊・SNS拡散のアイデアを紹介
成人式で密を避けた記念撮影を提供する
東京都府中市様の「成人の日記念 青年のつどい」では、会場前広場の混雑を避けるために、式典看板を3DCG化したARフォトスポットが活用されました。
新成人は好きな場所・好きなタイミングで、看板の横に立ったような写真を撮ることができます。

事例はこちら:令和4年府中市成人式特設サイト・ARフォトスポット制作 – 株式会社ニシカワ|ネクスメディア事業部
大学の式典で撮影の行列を解消する
横浜国立大学様では、卒業式・大学院修了式と入学式で記念看板を立てない代わりに、AR看板のフォトスポットが公開されました。
QRコードを読むだけなので、式典会場の周りに限らず、キャンパスのモニュメントや横浜の名所を背景にした撮影も楽しまれています。
行列ができがちな撮影スポットも、ARフォトスポットなら並ばずに記念撮影を楽しめます。

事例はこちら:横浜国立大学 令和3年度卒業式・大学院修了式/令和4年度入学式ARフォトスポット制作
SNSと連動させたプレゼント企画
株式会社しまむら様のクリスマスイベントでは、ARフォトフレームと店内告知ポスターを組み合わせた施策が実施されました。
Instagramと連動したプレゼントキャンペーンとして、ARフォトで撮った写真にハッシュタグをつけて投稿すると、抽選でプレゼントがもらえる仕組みです。
投稿は延べ500件以上。店頭での撮影体験が、そのままSNS上の盛り上がりにつながった事例です。

事例はこちら:しまうさクリスマスキャンペーン – 株式会社ニシカワ サービスサイト
顔はめパネル
観光地やイベントでおなじみの顔はめパネルも、ARで再現できます。
スマホをかざすと顔はめパネルが出現し、そこに自分の顔を合わせて撮影する仕組みです。
パネルを運び込む必要がないため、屋外でも天候を気にせずに用意でき、デザインのバリエーションを何種類も並べることも可能。
家族連れや子ども向けの企画とも相性のよい演出です。

キャラクターのAR
自社やイベントのキャラクターを3Dで登場させ、隣に並んで撮影してもらう使い方もあります。
QRコードを読み取ると、その場にキャラクターが現れる仕組みです。
ポスターやのぼりの横にQRコードを置いておくだけで参加でき、動きや表情を加えれば、写真だけでなく動画として残してもらうこともできます。
ファン向けの施策としても、来場の思い出づくりとしても活用しやすいでしょう。

ARフォトフレーム・フォトスポットと通常のフォトパネルとの違い
イベント会場や観光地でおなじみのフォトパネルには、その場にある存在感や、読み取りなしですぐに撮影できる分かりやすさがあります。
大勢で並んで写るときや、スマホを持たない方が多い場でも安心して使える手段です。
ARフォトフレーム・フォトスポットは、それとは違う強みを持った選択肢です。
どちらが優れているかではなく、会場の広さや企画の目的に合わせて選んだり、両方を組み合わせたりするのがおすすめ。
まずはARだからこそできることを見ていきましょう。
| 比較項目 | ARフォトフレーム・フォトスポットの特徴 |
|---|---|
| 設置スペース | QRコードの掲示のみで済むため、物理的な場所を取らない |
| 内容の更新 | 公開後でもデザインの差し替えや期間の延長ができる |
| 表現の幅 | 動画や3Dモデル、アニメーションなどの動的な演出が可能 |
物理的な設置スペースを省ける
ARフォトフレーム・フォトスポットは、QRコードを載せたポスターやPOPを貼るだけで、体験の入り口ができます。
大きなパネルを置かずに済むため、通路の狭い展示会ブースでも導入しやすいでしょう。
景観を守るために大きな看板を立てにくい観光地にもおすすめ。
小さなスペースで何種類ものフレームを出せるのも強みです。
公開後でも内容を変えやすい
ARフォトフレーム・フォトスポットの場合、公開したあとでも、デザインを差し替えたり、期間限定の演出を追加することも可能です。
現物を作り直す必要がないため、反応を見ながら内容を調整しやすい特徴も。
動画や動く演出を追加できる
止まった枠だけでなく、キャラクターが動いたり紙吹雪が舞ったりする演出も組み込めます。
動きのある表現を加えられるぶん、「撮ってみたい」という気持ちを引き出しやすくなるでしょう。
動画として保存できるサービスもあり、SNSで目を引くコンテンツになります。
メインのフォトパネルはそのままに、待ち時間や会場の別エリアでARを楽しんでもらうといった、両方を組み合わせる使い方も有効です。
企業がARフォトフレーム・フォトスポットを導入するメリット
企業や自治体がARフォトフレーム・フォトスポットを導入するメリットは以下の通りです。
| 導入メリット | 期待できる効果 |
|---|---|
| スマホでの手軽な体験 | 来場者が自身の使い慣れた端末でストレスなく撮影できる |
| 待ち時間の短縮 | スタッフの機材操作が不要なため、混雑時でも待ち時間を減らせる |
| アプリ不要による離脱防止 | インストールの手間を省き、参加のハードルを下げられる |
| QRコードからの導線設計 | ポスターやチラシからスムーズに撮影画面へ誘導できる |
| SNS投稿の促進 | オリジナルの記念写真を通じて自然な形での拡散を狙える |
自分のスマホで手軽に体験できる
来場者は、使い慣れた自分のスマホを使い、その場で撮影できます。
操作に迷いにくく、好きなタイミングで何度でも撮り直せるのも魅力です。
写真はそのまま撮影者本人の端末に残るので、友人への共有やSNS投稿もスムーズに誘導できます。
混雑時でも待ち時間を減らせる
ARフォトフレーム・フォトスポットは、スタッフが機材を操作したり撮影を手伝ったりする必要がありません。
来場者が自分のペースで撮影できるため、撮影スポットでの混雑緩和にも役立ちます。
パネルの前に人が集中しないため、来場者が多いイベントでも会場の混雑を抑えながら記念撮影を楽しんでもらえます。
ダウンロード不要で離脱を防げる
アプリを入れる手間がないぶん、会場での参加率が落ちにくくなります。
通信量が気になる人や、一度きりのイベントのためにアプリを入れたくない人も参加しやすいのが利点です。
QRコードを読んでカメラを許可するだけ。
興味が冷める前に体験してもらえます。
QRコードから体験へ誘導できる
会場のPOPやポスター、配るチラシにQRコードを載せるだけで、その場の接点からAR体験へつなげられます。
読み取る場所を何か所か用意すれば、会場内を歩いてもらうスタンプラリーのような仕掛けにもなります。
記念撮影がSNS投稿につながりやすい
「かわいい」「面白い」と思えるフレームで撮ると、XやInstagramに投稿したくなるものです。
企業ロゴやイベントのハッシュタグをデザインに入れておけば、投稿を見た人へ自然に認知が広がります。
広告っぽさを抑えたまま、参加者自身に発信してもらえる方法です。
まとめ
この記事のポイント
- 画面に枠を重ねる「フォトフレーム」と、看板やキャラクターを出現させる「フォトスポット」の2タイプがあり、どちらもアプリ不要
- 大きなパネルを置かずに始められ、公開後でもデザインや期間を変えられる
- 成人式や大学の式典、SNSキャンペーン、顔はめパネルなど幅広い場面で使われている
- 成果を左右するのは、SNSとの連動とターゲットに合うデザイン
株式会社ニシカワでは、ARフォトフレーム・フォトスポットの企画~制作までワンストップでご提供しています。
「導入してみたいけど、何から始めたらいいか分からない」「どうやって活用したらいいのか企画から相談したい」など、構想段階からでも大歓迎です。
まずは、私たちにお悩みや、お考えをお聞かせください。
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