TOPICSトピックス

2026.05.18 CG コラム デジタルコンテンツ

3Dデータ(3DCAD)の活用で広がる製品プロモーション!設計で終わらない活用手法・事例を解説

アイキャッチ画像

 

製造業では3DCADなどの3Dデータがすでに社内にある一方で、「設計・製造の効率化に使うもの」というイメージが強く、プロモーション・マーケティングでの活用は後回しになりがちです。

しかし3Dデータを起点にすると、撮影が難しい商材でもCGで魅力を伝えられ、展示会・ショールーム・Web・動画まで同じ世界観でスピーディに展開できます

本記事では、3Dデータが製造業のプロモーションに効く理由から、3DCG動画・WebGL・AR/VRといった活用シーン、他社と差別化を図る最先端のプロモーション手法まで紹介します。

 

目次
  1. 製品プロモーションの鍵は3Dデータ(3DCAD)の活用!
  2. 製品プロモーションで3Dデータを活用するメリット
  3. 3Dデータから展開できるプロモーション素材
  4. 他社と差別化させる3Dデータを活用した次世代プロモーション手法の事例
  5. 3Dデータの活用に迷ったらMG CAMP(ショールーム)へ
  6. まとめ|3Dデータは「設計の外」で大きく伸びる

 

製品プロモーションの鍵は3Dデータ(3DCAD)の活用!

製造業でよく使われる3DCADとは、製品の形状や寸法を3次元で設計するための設計データです。

本来、設計・製造のためのデータですが、製品の寸法や構造を正確に反映できるため、実機がまだ用意できない段階でも、信頼性の高いビジュアルを早期に作り始めることができ、プロモーション・マーケティング領域でも強力な「元データ」になります。

たとえば、設計データをもとに3DCGに変換すれば、製品紹介動画(動作・分解・断面)やキービジュアル、Web掲載用の図解素材などを同じ世界観で統一できます。

仕様違い・色違いも、データ差し替えで展開しやすく、撮影や再制作の手戻りを抑えられるのも大きな利点です。

重要なのは、設計のCAD原本をそのまま外部へ出すのではなく、見せたくない部分は削除しておくなど機密に配慮した「販促用データ」として管理・運用することです。

 

製品プロモーションで3Dデータを活用するメリット

3Dデータを活用した製造業のプロモーションイメージ
※画像はイメージです

製造業の商材は「大きい」「重い」「複雑」「動作を見ないと伝わらない」といった特徴を持つものが少なくありません。

そのため、写真やカタログだけでは魅力や技術的な強みが伝わり切らず、比較検討で不利になってしまうケースも。

3Dデータを起点にすると、伝えたいポイントに合わせて“見せ方”を設計できるため、商談・展示会・Web・動画など複数の接点で一貫した訴求が可能になります。

ここでは、販促・プロモーションに効く主なメリットを整理します。

 

実物・試作なしで“製品の魅力”を伝えられる

大型設備・重機・装置などは、現物を持ち運んだり、都度撮影したりすることが現実的ではありません。

3Dデータがあれば、商談や展示会の場でも製品を「動かして見せる」ことができ、スケール感や動作の迫力まで含めて伝えられます

■持ち運べない商材でも再現できる

顧客のオフィスやオンライン商談でも、同じ体験レベルで説明できます。

■発売前から販促を準備できる

試作前・量産前でもCG動画やキービジュアルを用意でき、立ち上げを前倒しできます。

■遠隔・海外にも展開しやすい

出張や現地対応に頼らず、グローバルで一貫した訴求が可能です。

 

機構・内部構造・動作原理を「見える化」できる

製造業の強みは「内部構造」や「動作原理」にありますが、ここが伝わらないと価格比較に寄ってしまいがちです。

3DCGなら、断面・透視・分解といった実写では難しい表現で、技術的な優位性を直感的に伝えられます

■専門知識がなくても理解しやすい

購買担当者や経営層にも“何が良いのか”が伝わりやすく、意思決定を後押しできます。

■説明品質を揃えられる

営業担当の経験差に左右されにくく、誰が説明しても同じ訴求を再現しやすくなります。

 

コストを抑えてCGを制作でき「資産」として使い回せる

3DCADを元にCGを制作する場合、「正解の形」がある状態から制作を始められるため、ゼロから形状を作る場合と比べて工数を圧縮できます。

一度整備した3DCGは、静止画・動画・WebGL・AR/VRなどへ横展開でき、色違い・仕様違い・後継機にも流用しやすく「販促資産」となります。

(※軽量化や質感・演出の作業は別途必要です)。

 

3Dデータから展開できるプロモーション素材

3DCGを活用したプロモーション素材の展開イメージ
※画像はイメージです

新製品などのプロモーションでデータを活用する際、まず設計データ(CAD等)から、販促用のマスター素材となる『3DCG』を整備し、そこからチャネルごとに最適な形へ派生させるという考え方が重要です。

3Dデータは、いわばデジタル空間に存在する「寸分違わぬ製品そのもの」です。

これを一度3DCGとして仕上げておけば、あとは「カメラの角度を変える」「光の当て方を変える」「動かすプログラムを加える」といった加工だけで、画像・動画・Webコンテンツなど、あらゆる形式に展開できます。

ここでは、3Dデータから作成した3DCGで展開できるプロモーションに使える素材の簡単にご紹介します。

 

画像(静止画)

  • キービジュアル(LP/広告/展示会パネル向けのメインビジュアル)
  • 製品カット(アングル違い、色違い、オプション違い)
  • 断面図・透過表現(内部構造の見える化)
  • 利用シーン合成(実写背景に3Dを合成して導入イメージを作る)

 

動画(レンダリング映像)

  • 製品プロモーション動画(カメラワークやライティングで魅せる)
  • 機構説明アニメ(構造、仕組み、アニメーション)
  • 分解→組立アニメ(複雑な製品の理解を短時間で)
  • SNS短尺動画(縦型・ループ・ティザーなど)

 

WebGL(Web上で触れる3D)

  • Webサイト上で3Dを回転・拡大して確認できる
  • 分解表示で内部構造や部品の関係を見せられる
  • 部品選択+注釈(ポップアップ)で特徴・仕様を補足できる
  • カタログでは伝わりにくい点を「自分で確かめる体験」に変えられる

 

 

AR / VR / バーチャル系

  • ARコンテンツ(重ね合わせ、サイズ感・配置の体験)
  • VR展示・バーチャルショールーム(遠隔体験、営業の説明補助)
  • 3D空間コンテンツ(バーチャル空間内に製品を配置して訴求)

 

印刷・営業ツールへの派生(地味だけど効く)

  • カタログ/チラシ用のイメージ画像
  • 展示会パネルによる図解
  • 商談時の営業資料の図解パーツ(“説明が長くなるところ”を1枚で)

 

他社と差別化させる3Dデータを活用した次世代のプロモーション手法の事例

3Dデータは「見せる素材」を作るだけでなく、体験そのものを設計できるのが強みです。

展示会やショールーム、イベント、商談の場で“触れて理解できる体験”を用意できると、製品理解が深まり、記憶に残りやすくなります。

ここでは、製造業のプロモーションで特に差別化につながりやすい、3Dデータを活用した代表的な手法を紹介します。

 

3DCGホログラム

実機が置けない大型製品や開発中製品でも、空中に映像が浮かんでいるように見える演出として印象的に見せられるのが3DCGホログラムの強みです。

通路からでも視線を集めやすく、展示会では「まず足を止めてもらう」きっかけ作りに向いています。

さらに、内部構造の透過や分解表現を組み合わせることで、技術説明まで一気に行えるため、製造業の商材と相性が良い手法です。

3DCGホログラムの詳細はこちら>>

 

空間再現ディスプレイ(裸眼立体視)

空間再現ディスプレイは、特殊なメガネを使わず裸眼で立体映像を楽しめるディスプレイです。

センサーを組み合わせることで、ジェスチャー操作で製品の3DCGを回転させたり、パーツごとに見せ分けたりできるので、複雑な構造やサイズ感を直感的に伝えられます

製品の仕組みや内部構造の深い理解やデモンストレーション、研修や教育目的などの活用が期待できます。

空間再現ディスプレイの詳細はこちら>>

 

インタラクティブ展示

インタラクティブ展示とは、来場者の操作・動き・選択に応じて、展示コンテンツがリアルタイムに変化する仕組みの総称です。

デジタルサイネージや3DCGホログラム、空間再現ディスプレイなどのディスプレイにタッチ操作やセンサー連動し、来場者が「自分から能動的に情報を得られる体験展示」にすることで、より記憶に残しやすいのが特徴的です。

例えば、製品の特徴を部位ごとに選んで見られる、動作や工程を順番に理解できるなど、説明が長くなりがちな製造業の商材ほど効果が出やすくなります。

群馬県立歴史博物館「デジタル埴輪展示室」の事例より>>

インタラクティブ展示については、下記の記事でも詳しく解説しています。

【関連記事】インタラクティブ展示とは?企業が導入するメリット・種類・活用事例を解説

 

3Dデータの活用に迷ったらMG CAMP(ショールーム)へ

MG CAMP(ショールーム)の見学イメージ
※画像はイメージです

ここまで、製造業の企業が持っている3Dデータの活用法やメリットなど解説しましたが、実際には、「どう活かせばいいかイメージが湧かない」「データはあるけどどうやって進めていいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

当社のショールーム(MG CAMP)であれば、3DCGホログラムや空間再現ディスプレイ、などの最先端のデジタルコンテンツの実機を見学しながら、プロと一緒に自社での活用アイデアを練ることができます

「まずは自社なら何ができるのか相談してみたい!」といった構想段階でも大歓迎です。

少しでも気になる方は下記よりお気軽にお問い合わせください。

■見学者の声

  • 実際に実機を見れたことで、導入前に具体的なイメージを持つことができた!
  • 動画や資料で見るよりも鮮明で、より立体的なコンテンツの体験ができ企画の参考になった
  • クライアントと一緒に見学できることで、具体的な案件の相談もしやすい

■MG CAMP(ショールーム)について

完全予約制(電話・お問い合わせフォームから予約)

営業日:平日11:00~17:00(土日祝・年末年始除く)

電話番号:050-1730-3629

▼アクセス

〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-13-14 マルヤス機械ビル3F 株式会社テトラ 内

電車でお越しの方: JR山手線「大塚」駅より徒歩5分

ショールームの詳細はこちら

 

まとめ|3Dデータは“設計の外”で大きく伸びる

3Dデータは、設計・製造の効率化だけでなく、プロモーション・マーケティング・顧客体験の領域で新しい価値を生み出す重要な資産です。

すでに社内にCADデータがある企業ほど、その資産をWeb・展示会・ショールームへと展開することで、競合に先んじた打ち手が取れるはず。

社内でデータの有無が不明な場合は、製品関連の部署に問い合わせるとよいでしょう。

まずは、「自社で眠っているデータの資産がどのように活用できるのか?」、という構想段階から私たちと一緒に活用法を考えませんか。

株式会社ニシカワでは、デジタルコンテンツの企画から、3DCADを元にした3DCGの制作、納品までワンストップで対応しています。

もし、2DのCADしかなく、3DCADがない場合でもお気軽に当社にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談はこちら

SHARE
詳しい内容などまずは
お問い合わせください
/
/
3Dデータ(3DCAD)の活用で広がる製品プロモーション!設計で終わらない活用手法・事例を解説
ページのトップへ