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2023.04.03 コラム 自社サービス
【コラム #02】AR(拡張現実)コンテンツをどう使う?
■ AR(拡張現実)とは
商品プロモーションやイベントコンテンツなどで、 かなり身近な存在になった「AR」。
ARは「拡張現実(Augmented Reality)」、 つまり現実に目にしている世界に画像や映像などの情報を重ねて、 現実世界を拡張する技術のことを指します。
当社では、 パンフレットや名刺などの紙媒体から専用アプリを介し、 動画やフォトフレームを表示させるなど2013年頃から様々なコンテンツを提供してまいりました。
AR技術はどんどん発展し、 動画・静止画だけではなく、 3DCGで立体的なアニメーションや建物やオブジェのような大きな物体を表示できるようになりました。
表示可能なデータの変化に伴って、 マーカーを読み込むことでスタンプを集めるデジタルスタンプラリーの開催や、 コンテンツのランダム表示にも対応。
現在では、 ただ一対一でコンテンツを表示するだけに留まらない、 様々な企画への応用が可能になっています。
また、 以前はARの表示に専用アプリが必要で、 イベントなどでの活用時にはインストールの敬遠や、 運営側でインストール関連の告知やサポートの必要などがありました。
これに対して、 近年ではアプリを介さずにスマートフォンのブラウザからARを表示できる「アプリレスAR」が登場。 事前準備無しでQRコードなどから手軽に起動できるようになり、 利便性が向上しました。
■ ARコンテンツの強み
リアルイベントや紙媒体などと比較すると、 ARコンテンツには下記のような強みがあります。
●既存媒体では扱いきれない情報(動画・3DCG・スタンプラリーなど)をスマートフォンなどを介して提供できる
●実際にそこにある物体や人物と、 バーチャルのオブジェクトを組み合わせた撮影体験を提供できる
●アクセス数や写真撮影回数などのログ取得が可能
※実施内容により取得できない場合があります。
●ユーザーのデバイス上でコンテンツを展開することにより、 コンテンツ体験時の順番待ちや混雑・接触をリアルイベントより抑えることができる
●リアルイベントと異なり、 スマートフォンなどがあれば参加可能時間帯や場所に制限がない
※ARフォトスポットが表示可能なエリアや時間帯は制限を設けることができます。実施内容によっては制限できない場合もあります。
●スタンプラリーに必要な台紙やスタンプ、 フォトスポットに必要な大型パネルなどを用意しなくてもイベントを実施できる
●すでに配布済みのツールに対して後からARを設定することもでき、 導入のハードルが低い
※ツールの絵柄によっては設定できない場合があります。
既存の媒体ではアピールしきれない部分がある場合や、 人員や場所の問題があって思い通りのリアルイベントを実施できない場合などには、 ぜひARコンテンツをご検討ください。
■ ARはどうやって楽しむもの?
まだARコンテンツを体験したことがない方に、 ARコンテンツの楽しみ方をご紹介します。
基本的な流れは下記の通りです。
・利用者のスマートフォンやタブレット(以下「デバイス」)で
・「マーカー」となる絵柄やQRコードを撮影すると
・ARコンテンツがデバイス上に表示される
※この操作は、 WebサイトなどでURLをタップして表示させる設定にもできます。
数年前までは専用のアプリを立ち上げて、 その機能の中でマーカーを読み込んでいました。
現在ではアプリを介さず、 Webアクセスによってコンテンツを表示させるアプリレスARの方が手軽に扱えることもあり、 人気があります。
ARコンテンツは、 デバイスのカメラが捕らえた実際の映像に重なる形で表示されます。
利用者は、 実際の映像とARコンテンツが組み合わさった様子を写真撮影したり、 画面上でARコンテンツを閲覧して楽しんだりすることになります。
また、 ARコンテンツを表示しながらスタンプを集めるスタンプラリーや、 アクセスごとに表示内容をランダムに変えることでおみくじや抽選などへの活用もできます。
■ コロナ禍以降も注目したい、ARフォトスポット
近年、 特にお問い合わせをいただいているARコンテンツが「ARフォトスポット」です。
スマートフォンなどのカメラ映像と、 画面上で表示したフレームやオブジェクトを重ねて、 現実ではその場に存在しないものとの記念撮影を楽しめるものです。
すでにイベントやキャンペーンなどで目にされた方も多いのではないでしょうか。
看板の設置場所やイベントの開催時間に関わらず、参加者が好きな場所・好きな時間にフォトスポットとの記念撮影を楽しめるところが、 ARフォトスポットの最大の特徴です。
※ARフォトスポットが表示可能なエリアや時間帯は制限を設けることができます。 実施内容によっては制限できない場合もあります。
新型コロナウイルス感染症の影響から、 非接触かつ密にならずに楽しめるコンテンツとしても注目され、 ここ2年ほどで入学式・卒業式を控えた学校関係者さまや、成人式を企画中の自治体担当者さまからのご相談が飛躍的に増えました。
旅行やイベントが再開されつつある現在でも、
●不特定多数の人々が集まって何かに触れるような企画にはまだ不安がある
●写真や動画の撮影機会をつくり、 SNSへの投稿をきっかけに認知度をアップさせたい
といったご要望へのソリューションとして、 ARフォトスポットは大変おすすめのコンテンツです。
「撮影のための順番待ち解消」や「天候の影響の受けにくさ」など、 現実のフォトスポットにはないメリットも多いため、 コロナ禍を脱した先でも変わらずご活用いただけます。
■ ARでできること
ARを使ったコンテンツで具体的にどのようなことができるのかを、 当社の事例とあわせてご紹介します。
すでに発行済みの紙媒体であっても、 紙面の絵柄をマーカーとして後からARコンテンツを設定することができる場合もありますので、 ぜひご相談ください。
○ 密を避け、 みんなが安心して撮影できるフォトスポット
先述の通り、 コロナ禍のイベント開催で感染症対策が求められる中で、 式典看板をAR化したいという主催者さまからのお問い合わせが増えました。
いつでもどこでも表示可能なARコンテンツにすることで、 成人式、入学式・卒業式の看板や、 人気キャラクターの着ぐるみや看板類との記念撮影で発生する密集や行列を解消することができるため、 今後の更なる活用の広がりが期待されます。
リアルな立て看板風や、 イラストを用いたフォトフレーム、 着ぐるみや銅像を3D化しての記念撮影など、 様々なご要望にお答えできますので、 まずはご相談ください。
関連する事例のご紹介
>>>令和4年府中市成人式特設サイト・ARフォトスポット制作
>>>横浜国立大学 令和3年度卒業式・大学院修了式/令和4年度入学式ARフォトスポット制作
○ スマートフォンをかざすと静止画が動画に変化するコンテンツ
紙媒体や実在の物体に描かれた絵柄(静止画)にスマートフォンをかざすと、 画面の中で絵柄が動き出します。
静止画では伝えきれない魅力を動画で補完したり、 動くはずのないものが動くサプライズコンテンツとして、 自治体広報誌や年賀状などに用いられることがあります。
下の事例は当社が2016年の年賀状としてお送りしたARギミック付きの年賀状です。
ハガキの絵柄を読み込むとシルエットが動き出し、 キャラクターが飛び出します。
○ 本の表紙から立体的なキャラクターが登場
紙面の絵柄を動かす形ではなく、 別種の3DCGアニメーションを表示させることも可能です。
下記の事例では、 イベントパンフレットの表紙を読み込むと、 キャラクターの3DCGが現れて紙面の上を走り回ります。
キャラクターコンテンツ以外にも、 製品説明の一環として製品カタログから製品の3DCGモデルを登場させるような使い方もおすすめです。
○ 文化・歴史関連オブジェクトを再現する学習・アーカイブコンテンツ
美術館や博物館のご担当者さまからは、 「展示品や建造物などをAR化したい」というご相談もいただいております。
時間や場所を問わず展示品を鑑賞できることはもちろん、 人気の作品の鑑賞を個々のスマートフォンなどに分散させたり、 展示室では不可能な記念撮影をバーチャルで可能にしたりと、 さまざまな活用法が考えられます。
また、 立体の展示物を3DCG化してARコンテンツとして表示させると、 実際の展示品では難しい裏側や底面・細かいディテールの観察もでき、 展示物のより深い理解や魅力の発信にもつながります。
○ オンラインで商品を試せるバーチャルフィッティング
ARは、 衣服やアクセサリーなどの簡易的な試着にも活用できます。
例えばこちらは、 Webサイトで腕時計のARコンテンツを提供している例です。
腕時計の画像を自分の腕に重ねてサイズ感を確認することができるので、 来店前やオンラインで注文しようとする場合にも、 商品のイメージをより実際に近い形で知ることができます。
この仕組みは、
● 子ども向けお仕事イベントでのユニフォーム試着体験のバーチャル化
● 幼稚園や学校などの制服紹介
などのように、 ユニフォームや衣装を身につけたような記念写真を撮影したり、 簡易的に衣装合わせをしたりするような場合にも活用できます。
より高度なバーチャル試着として体の動きに追従するようなコンテンツも存在していますが、 静止画に体を合わせる「バーチャル版顔ハメ看板」のようなコンテンツであれば、 多くの工数や難しい設定を必要とせず実装が可能です。
ぜひご検討ください。
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