PROJECTS制作事例

2025.09.09 #3DCG #3DCGホログラム

文化服装学院「バーチャルファッションコース」特別講義でのホログラム活用

学校法人文化学園 文化服装学院にて、2024年度より新設された「アパレル技術科 バーチャルファッションコース」を対象とした特別講義が行われ、弊社はこの特別講義において、ホログラム筐体の納品および講義運営の協力を行いました。

学生が制作した3Dデータを単なる画面上での表示に留めず、ホログラムや透過LEDを用いて立体的に体験できる学習環境を整えることで、デジタルとリアルの両方を融合した教育が実現しました。

背景と課題

文化服装学院は、ファッション教育の最前線を担う専門学校として知られており、業界に数多くの人材を輩出してきました。
2024年度には「バーチャルファッションコース」を新設し、デジタル技術を取り入れた次世代型の教育に挑戦しています。 しかし、3Dデータをどのように発表し、学生自身に体感させるかという課題がありました。

 

ソリューションと具体的な取り組み

そこで弊社は、授業で活用できるホログラム筐体を納品するとともに、CG制作の知見を持つ川田講師による特別講義を企画・実施。

第1回目は2024年9月に文化服装学院にて学生を対象とした講義を行いました。

続いて第2回目は2024年10月に弊社の3DCGホログラムショールームである「MG CAMP」にて実施され、講義を通じて、学生が自身の制作物をホログラムとして体験できる機会が提供されました。

学生たちは、自ら制作した3Dデータをホログラムや透過LEDで立体的に表現。
さらに、自身がデザインしたリアルの服も着用して参加することで、『デジタル』の作品と『リアル』の作品が共存する、ユニークな作品発表が実現しました。

こうしたデジタルとリアルの融合は、ファッション教育に新たな可能性をもたらしました。

成果・関係者の声

特別講義を通じて、学生は自身の作品をこれまでにない方法で表現できるようになり、創造性や学習意欲を一層高めるきっかけとなりました。
教員からも「データを形として体験できることが学生の理解を深め、教育効果を高めている」と評価をいただきました。

 

総括

本プロジェクトは、文化服装学院の新設コースにおける学びを支援し、デジタル技術とファッション教育の融合を後押しする取り組みとなりました。
ホログラムや透過LEDを活用した発表方法は、学生の作品を新しい視点で見せるだけでなく、教育の幅を広げる大きな可能性を秘めています。

同様に「3Dデータの活用先を探している」「教育現場やイベントでデジタルとリアルを融合した新しい表現を取り入れたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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