PROJECTS制作事例

2024.09.04 #3DCG #3Dバーチャル空間 #イベント #センサー #非接触

立体感を追求した表現【空間再現ディスプレイ】(XR総合展 夏 展示コンテンツ)

こちらは2024年7月3日(水)〜5日(金)に東京ビッグサイトにて開催された、 「第4回 XR総合展 夏」にて展示したコンテンツをご紹介する記事です。

期間中は多くのお客さまに弊社ブースへお越し頂き、展示会を通してお問い合わせも多数いただきました。また、その後弊社主催で実施いたしましたオンラインセミナーにも多数ご参加いただきました。誠にありがとうございます。

展示コンテンツについてご不明な点がございましたら、 フォームにて承っておりますので、 お気軽にごお問い合わせください。

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特殊メガネが不要な単独で視聴する空間再現ディスプレイ。

実物があるかのような視聴体験と、自らの手でその空間内を操作する没入感によって、製品プロモーションをこれまでにないレベルで提供します。

■ コンテンツの概要

 

手元のセンサーによるジェスチャー操作と、裸眼視・一人称視点での立体感や奥行き感を活かした、インタラクティブな映像コンテンツです。

ジェスチャー操作による直感的な操作と、見る人の目線に合わせて映像上の視点が変化するディスプレイの組み合わせにより、画面の向こう側に置かれた複数パーツからなる工業製品を実際に覗き込むような感覚で、パーツを保持したり回転させたりしながら構造を理解することができます。

製造業における製品の内部構造やセールスポイントを紹介するための展示物をイメージして制作いたしました。

 

■ 使用機材

 

こちらのコンテンツでは、Sony製空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)を使用しております。

この空間再現ディスプレイは、覗き込む人の目の位置を検出し、それに合わせた映像をリアルタイムで出力するもので、視線に最適化された立体的な空間の映像をディスプレイ上で再現します。

そのため、特殊なゴーグルなどを使用せず、裸眼のままで高精細かつ立体的なバーチャル空間を体験可能です。

映像はディスプレイに対面した1名の目に合わせて出力されるため、こちらのコンテンツの視聴は1名のみで行う必要がありますが、見せかけの立体感ではなく、本来の3次元空間に基づいた映像を見ることが可能という点が大きな特徴です。

この他に、ジェスチャー操作のためハンドトラッキング用デバイス「Leap Motion」を使用しており、センサー上にかざした手の形や動きを読み取って、映像上のパーツ操作に反映させています。

 

■ 活用シーン

 

● 工業製品の内部構造やパーツの説明用コンテンツ(研修・展示会など)
● 医療分野での人体構造や手術シミュレーション
● 建築・不動産業界での3D物件内覧
● 教育現場での立体的な教材提示

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