2020.08.14 #AR(拡張現実) #イベント #動画 #地域プロモーション #地域貢献 #非接触
東京都東大和市と共同し、市制50周年記念「第16回 平和市民のつどい(YouTube版)」とスマホで変電所をその場に出現させて視察できるAR(拡張現実)体験コンテンツを制作いたしました。
今回で16回目を迎えた「平和市民のつどい」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、毎年恒例の戦災建造物「旧日立航空機株式会社変電所」のある都立東大和南公園内平和広場では行わず、東大和市公式動画チャンネル(YouTube)において実施し、2020年8月10日(祝日)から配信が始まっています。
さらに動画配信と同時に、「旧日立航空機株式会社変電所」の多数の弾痕が残る外壁をAR(拡張現実)技術により、お手持ちのスマートフォンで視察できるARコンテンツも配信します。
「第16回 平和市民のつどい(YouTube版)」および「変電所AR(拡張現実)」
※東大和市ホームページよりご覧ください。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/31,72436,387,774,html
[配信日時]令和2年8月10日(月曜日・祝日)
[動画タイトル]東大和市市制50周年記念「第16回 平和市民のつどい(YouTube版)」
[動画内容]
(1)東大和市長あいさつ
(2)旧日立航空機株式会社変電所の紹介 ~変電所を訪れたふたり~
(3)東大和市民からの平和メッセージ 歌:東大和少年少女合唱団「いのちの歌」
(4)東大和市平和都市宣言 朗読:地域の戦争・平和学習及び広島派遣事業参加児童
東京都東大和市にある「旧日立航空機株式会社変電所」は、軍需工場の変電所として建設され、戦禍の中で度重なる空襲を受け、壁面に機銃掃射や爆弾の破片でできた無数の穴が現在も残っている。戦後も変電所として使われ続けていたが、平成5年、変電所を含む工場の敷地は、都立公園として整備されることになり、変電施設としての役割を終えた。
一旦は取り壊される運命にあったが、多くの方々の声が実って保存が決定し、奇跡的に生き残った。平成7年にはこの建物を市の文化財に指定し、東大和市は、変電所を「平和のシンボル」として、様々な平和事業に取り組んでいる。
東大和市では、戦後60年の平成17年から、「平和のシンボル」である変電所の前の都立東大和南公園内平和広場で、毎年8月に「平和市民のつどい」を開催している。平和コンサートや来場者の方々と一緒に平和祈念キャンドルを点灯し、平和への想いを共有し、戦争や核兵器のない世界の実現に向けて歩んできた。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、都立東大和南公園内平和広場で行うことが難しい状況にあった。
「コロナ禍においても、平和への熱い想いを多くの方々と共有したい」という東大和市長はじめ職員の方々の熱意と多くの市民のご協力により、オンライン動画プログラムを「第16回 平和市民のつどい(YouTube版)」配信というコロナ禍における平和事業の新しい形として開催する。