TOPICSトピックス/【実例あり】展示会で成果が出る動画とは?成功事例から費用の相場まで徹底解説

2026.01.22 コラム 展示会・イベント出展

【実例あり】展示会で成果が出る動画とは?成功事例から費用の相場まで徹底解説

アイキャッチ画像

 

展示会の会場で、多くの来場者が足を止めているブースにはどのような特徴があるでしょうか。

魅力的な装飾やコンパニオンの存在も一因ですが、昨今では「動画」を効果的に活用しているブースが目立ちます。

 

映像や音声による情報は、通り過ぎるだけの人々の注意を引きつけ、直感的に自社の魅力を伝える力を持っています。

チラシやパネルだけの展示に限界を感じ、動画の導入を検討されているけど、いざ自社の展示会で動画を導入しようとすると、

「どのような内容にすべきか」「費用はどれくらいかかるのか」といった疑問や不安をもっている方も多いのではないでしょうか?

 

本記事では、展示会動画を活用するメリットから、効果的な種類、制作のポイント、費用相場までを解説します。

展示会での動画の導入の参考にしてみてください。

 

 

展示会で動画を活用する5つのメリット

展示会の動画をディスプレイで映している様子
画像はイメージです

展示会における動画活用は、単なる賑やかしにとどまりません。

ブースへの集客力を高め、商談の質を向上させるための戦略的なツールとなります。

 

展示会で動画を導入する具体的なメリットは5つです。

  1. 集客力の向上:視覚と聴覚へのアプローチで足を止める
  2. 情報の効率的な伝達:製品・サービスの特長を短時間で直感的に伝える
  3. 説明コストの削減:説明ツールとして利用しスタッフが商談に集中できる
  4. 制約の克服:実機を持ち込めない大型製品や無形商材を可視化できる
  5. 資産としての活用:Webサイト・営業ツールとして二次利用でき

順番に解説していきます。

 

集客力の向上:視覚と聴覚へのアプローチで来場者の足を止める 

広大な展示会場には数多くの企業が出展しており、来場者は一つひとつのブースを詳細に見ているわけではありません。
その中で自社のブースに目を向けてもらうためには、視覚的なインパクトが不可欠です。

動画は静止画のパネルやチラシとは異なり、動きと光、そして音で来場者の感覚に訴えかけます。

特に動く映像は人間の本能的な注意を引きやすく、通路を歩いている人の視線を自然とスクリーンへと誘導する効果が期待できます。

 

情報の効率的な伝達:製品・サービスの特長を短時間で直感的に伝える


動画は1分間の映像でWebページ数千ページ分の情報量に匹敵する
と言われるほど、情報伝達能力に優れています。
複雑な構造の製品や、目に見えないサービスの仕組みなども、
映像やアニメーションを使うことで直感的に理解してもらうことが可能です。

 

説明コストの削減:説明ツールとして利用しスタッフが商談に集中できる

パネルや紙媒体のみの展示では、スタッフが来場者ごとにゼロから説明する必要があり、同じ説明を繰り返すことで負担が大きくなりがちです。
その結果、重要な商談の機会を逃してしまうこともあります。


製品概要を動画で流しておけば、来場者は基本情報を理解した状態で会話に入れる
ため、説明がスムーズになります。
スタッフは本質的な提案や質疑に集中でき、限られた人員でも効率的な展示会運営が可能になります。

 

制約の克服:実機を持ち込めない大型製品や無形商材を可視化できる

産業機械や建設機械などの大型製品、またSaaSやコンサルティングといった無形商材は、

展示会場に実物を持ち込むことが難しい場合があります。

そのようなケースでも、動画を活用すれば製品の稼働シーンや導入後の成果を具体的に伝えられます。

 

資産としての活用:Webサイト・営業ツールとして二次利用でき

展示会のために制作した動画は、会期後もさまざまな場面で有効活用できます。

例えば、自社のWebサイトに掲載して製品紹介コンテンツとして利用したり、

YouTubeチャンネルで公開して、宣伝や営業資料として活用することが可能です。

 

一度制作すれば、オンライン・オフラインを問わず多目的に使い回せるため、自社の貴重な資産コンテンツとして活用できます。

 

展示会で使う動画は大きく4種類!目的や用途で使い分ける

展示ブースで動画を見せながら説明する人
画像はイメージです

展示会動画と一口に言っても、その目的や活用シーンによって最適な種類は異なります。

目的を明確にせず動画を作ってしまうと、期待した効果が得られない可能性があります。

 

代表的な以下の4つのタイプから、自社の課題に近いものを選びましょう。

  1. 興味喚起に特化した「ティザー・アイキャッチ動画」
  2. 製品理解を深める「サービス・商品紹介動画」
  3. 信頼感を醸成する「会社紹介・ブランディング動画」
  4. 操作感や使用イメージを伝える「デモンストレーション動画」

順番に解説します。

 

興味喚起に特化した「ティザー・アイキャッチ動画」

ティザー動画やアイキャッチ動画は、ブースの通路側に設置したモニターで流し、通行中の来場者の注意を引くことを目的とします。

こうした視線を集める演出の一例として、3DCGホログラムを取り入れるケースもあります。

立体的な映像が空間に浮かび上がっているように見せる表現は、あっと驚きを与え目を引くアイキャッチとして有効です。

3DCGホログラムに関してはこちら>>

 

製品理解を深める「サービス・商品紹介動画」

サービス・商品紹介動画は、ブース内に立ち寄った来場者に対して、製品の特長やメリット、具体的な解決策を説明するための動画です。

ティザー動画で興味を持った人に対し、さらに深い情報を提供して購買意欲を高める役割を担います。

 

製品の機能解説だけでなく、導入によって得られるベネフィット(利益)を分かりやすく伝える構成が求められます。

スタッフが説明の補助として使用することも多いため、説明の流れに沿った構成にしておくと、商談ツールとしても有効です。

株式会社しまむら様 「メンズFIBER DRY」 インナー紹介動画

 

信頼感を醸成する「会社紹介・ブランディング動画」

企業としての信頼性やブランドイメージを訴求したい場合に有効なのが、会社紹介やブランディング動画です。

創業の歴史、企業理念、開発体制、社会貢献活動などを映像化することで、製品単体だけでなく企業そのもののファンを増やすことにつながります。

 

特に、知名度の向上を狙う場合や、採用活動も兼ねて展示会に出展する場合には効果的です。

現場の課題に共感できる導入から、導入前後の変化を人物や現場のシーン、音や間、象徴的なビジュアルを訴求することで、来場者の感情に訴え、記憶に残る印象をつくります。

三浦工業の展示会の動画を視聴する様子
三浦工業株式会社の2024年プライベート展示会『ミライとつながるミウラフェア』での動画

 

操作感や使用イメージを伝える「デモンストレーション動画」

デモンストレーション動画は、製品の具体的な使い方や操作画面、稼働状況を見せることに特化した動画です。

ソフトウェアであれば実際の画面遷移を見せ、ハードウェアであれば製品が動いている様子を映し出します。

 

カタログのスペック表だけでは伝わらない「使いやすさ」や「スピード感」を疑似体験させることができるため、

検討度合いの高い来場者に対して最後のひと押しとなります。マニュアル代わりとして、導入後のサポート動画としても活用できるメリットがあります。

製品である金属粉末がどのような製品に使われるのかを3DCG映像で再現

 

展示会の動画で成果を出すための4つの制作ポイント

展示会の動画で成果が出ているイメージ
画像はイメージです

展示会で使う動画で効果を出すためには、どのような点に意識をすればよいでしょうか。

動画を制作する際に意識すべき4つのポイント

  1. 視聴環境を考慮して「音なし」でも伝わる字幕を入れる
  2. 通路からの視認性を意識した文字サイズとレイアウトにする
  3. 立ち止まらせるために「最初の3秒」にインパクトを持たせる
  4. 動画の尺は長すぎず1分から3分程度にまとめる

順番に解説します。

 

視聴環境を考慮して「音なし」でも伝わる字幕を入れる

展示会場は非常に賑やかで、周囲のブースからの音やアナウンス、来場者の話し声で溢れています。

そのため、動画の音声に頼った構成にしてしまうと、内容がほとんど伝わらないという事態に陥りかねません。

 

ナレーションの内容をテロップ(字幕)で表示したり、図解やアニメーションを多用して視覚的に情報を補完したりするなど、

「音が出ない環境でも内容が理解できる」ことを前提にする必要があります。

BGMや効果音はあくまで補助的な要素として考え、無音再生でも魅力が損なわれないようにしましょう。

 

通路からの視認性を意識した文字サイズとレイアウトにする

通路を歩く来場者は、数メートル離れた場所からモニターを見ることになります。

そのため、Web動画のような小さな文字サイズでは、遠くから判読することができません。

 

テロップやフリップの文字は、通常よりも大きく、太いフォントを使用することを意識しましょう。

また、モニターの下部は前の人の頭や障害物で見えなくなる可能性があるため、重要な情報は画面の上部や中央に配置するレイアウトが推奨されます。

視認性を確保することで、来場者が遠目からでも「何の動画なのか」を認識しやすくなります。

 

立ち止まらせるために「最初の3秒」にインパクトを持たせる

来場者がブースの前を通り過ぎる時間は、わずか3秒といわれています。

この一瞬の間に興味を引けなければ、動画は見向きもされません。

 

冒頭からインパクトのある映像、「〇〇でお困りの方へ」といった自分事化させる問いかけ、

あるいは結論となるメリットを提示するなど、フックとなる要素の配置を意識するとよいでしょう。

「続きが見たい」と思わせる構成が、足を止めるきっかけを作ります。

 

動画の尺は長すぎず1分から3分程度にまとめる

多くの来場者は効率よく情報を収集したいと考えているため、あまりに長い動画は敬遠される傾向にあります。

ブース内で流す動画であっても、1本の尺は1分から3分程度にまとめるのが理想的です 。

 

伝えたい要素が多い場合は、1本の長い動画にするのではなく、テーマごとに短い動画を複数本制作し、プレイリスト形式でループ再生するなどの工夫をすると良いでしょう。

簡潔にまとめられた動画は、要点が伝わりやすく、来場者の満足度向上にもつながります。

 

展示会動画の制作費用・相場

動画のコストをイメージした画像
画像はイメージです

 

動画制作を検討する際、最も気になるのが費用面ではないでしょうか。

制作費用は、動画の長さ、表現手法(実写かアニメーションか)、撮影の有無などによって大きく変動します。

ここでは、一般的な費用相場と、予算を抑えるためのポイントについて解説します。

 

表現手法ごとの費用目安(実写・アニメーション・3DCG)

展示会動画の制作費は、どのような表現手法を用いるかによって異なります。

手法 費用相場(目安) 特徴
スライドショー動画 10万円〜30万円 既存の静止画素材をつなぎ合わせて制作。安価で短納期だが表現力は限定的。
実写撮影動画 50万円〜150万円 実際に撮影を行い編集。インタビューや製品稼働の様子など、信頼感やリアリティを伝えるのに適している。
アニメーション動画 40万円〜100万円 イラストや図解を動かす。無形商材や複雑な仕組みを分かりやすく説明できる。
3DCG動画 100万円〜 立体的なCGを使用。製品内部の構造や、まだ実物がない製品をリアルに表現できるが高額になりがち。

 

これらはあくまで目安であり、ナレーターの起用、撮影日数の追加、特殊な編集効果、素材の有無や状態などによって金額は上下します。

制作会社に見積もりを依頼する際は、予算の上限を伝えた上で、最適なプランを提案してもらうとスムーズです。

 

見積もり比較で押さえるべき要点(発注時のチェック観点)

制作会社へ見積もりを依頼する際は、金額だけを比較するのではなく、提案内容の前提条件がそろっているかを確認することが重要です。

同じ「1分動画」でも、条件次第で費用や成果は大きく変わります。

 

主に確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 企画構成の作り込み度合い
  • 撮影体制(スタッフ人数・使用機材)
  • アニメーションや3DCGの作画量
  • 修正回数や対応範囲
  • 納品形式(解像度・縦横比)やBGM/ナレーションの権利条件

 

見積もり依頼時には以下のような条件を簡潔に共有すると、各社の比較しやすくなります。

  • 目的(アイキャッチ/製品理解/商談化)
  • 想定視聴シーン(通路側・ブース内)
  • 盛り込みたい要素(実写・図解・3DCGなど)

あわせて予算上限や希望納期を伝え、複数案を出してもらうと検討がスムーズです。

 

動画制作会社を選ぶ際の比較ポイント

パソコンを見ながら会議をしている様子
画像はイメージです

数多くの動画制作会社が存在する中で、単に価格が安いだけで選んでしまうと、展示会の目的に合わない動画ができあがってしまうリスクがあります。

ここでは、制作会社選びで重視すべき3つのポイントを紹介します。

  1. 展示会での制作実績があるか
  2. ブースの装飾や設置環境まで考慮した提案ができるか
  3. 修正対応の柔軟性と納期の順守

順番に解説します。

 

展示会での制作実績があるか

まず確認したいのは、展示会向けの動画制作実績が豊富かどうかです。

Web用動画やテレビCMとは異なり、展示会動画には「音なし視聴への配慮」や「遠距離からの視認性」など独特のノウハウが求められます。

 

制作会社のWebサイトで過去の実績を確認し、展示会での活用事例が多く掲載されているかをチェックしましょう。

同業界や類似製品の実績があれば、業界特有の事情や専門用語への理解も早く、スムーズに制作が進む可能性が高くなります。

 

ブース装飾や設置環境まで考慮した提案ができるか

優れた制作会社は、単に動画を作るだけでなく、その動画が置かれる環境まで考慮した提案をしてくれます。

「モニターのサイズはどれくらいか」「どの位置に設置されるか」「ブースのコンセプトカラーは何か」といった情報をヒアリングし、それに合わせた画角や色使いを提案してくれる会社は信頼できます。

動画単体ではなく、ブース全体の空間演出の一部として動画を捉えてくれるパートナーを選ぶことで、展示会全体のクオリティを高めることができます。

 

修正対応の柔軟性と納期の遵守

展示会の準備はスケジュールがタイトになることが多く、動画制作も限られた期間内で行わなければなりません。

そのため、修正依頼に対して迅速に対応してくれるかどうかも重要な選定基準です。

 

見積もりの段階で、「修正は何回まで無料か」「修正依頼から何日で対応可能か」といった条件をすり合わせておきましょう。

また、展示会当日までに必ず納品が間に合うよう、余裕を持ったスケジュール管理ができる体制かどうかも見極める必要があります。

 

【実例】成果につながった展示会動画の活用事例4選

実際に展示会の動画を導入する際は、成果を上げている事例は自社の企画を練る上で非常に参考になります。

ここでは、実際に展示会で動画を活用し成果につながっている事例を4つご紹介します。

 

三浦工業株式会社 2024年プライベート展示会での10分動画の活用事例

三浦工業の展示会の動画を視聴する様子
三浦工業株式会社の2024年プライベート展示会『ミライとつながるミウラフェア』での動画

三浦工業では、展示会全体の世界観や取り組みを伝える手段として、展示会向け動画を活用しました。

3DCG表現や実写映像を組み合わせることで、製品や技術だけでなく、将来像やコンセプトまでを一体的に訴求しています。

三浦工業 展示会10分動画の事例はこちら>>

集塵装置株式会社 提供システム紹介動画の活用事例

集塵装置株式会社では、展示会において自社の技術力や提案力を分かりやすく伝える手段として、提供システム紹介の動画を活用しました。

アニメーションでシステムの仕組みや特長を直感的に表現し、専門性の高い内容でも来場者の理解と関心を効果的に高めています。

多くの人が訪れる展示会で「必要としている人にどう伝えるか」を意識したブースづくり、動画の活用を効果検証していくことで、

集客力は3倍に伸び、その後の受注にもつなげられている事例です。

集塵装置株式会社 展示会動画の事例はこちら>>

 

福田交易株式会社 JIMTOF2024 アイキャッチ動画展示の活用事例

 

福田交易では、展示会ブースのアイキャッチとして3DCGホログラムを導入しました。

立体的に浮かび上がる映像表現により、通路を歩く来場者の視線を集め、ブースへの集客に貢献しています。

実機展示が難しい製品でも、構造や特徴を直感的に伝えられる点が評価されアテンド時の説明としても活用されました。

福田交易株式会社 展示会3DCGホログラム動画の事例はこちら>>

 

東京都環境公社 プロジェクターを使った空間投影の活用事例

東京都環境公社では、映像や立体表現を活用したデジタル展示を通じて、取り組み内容を分かりやすく伝えました。

視覚的に印象に残る演出により、環境や社会課題といったテーマを直感的に理解できる構成となっています。

多様な来場者層に向けて関心を喚起し、展示への参加を促した事例です。

東京都環境公社のイマーシブ空間投影の事例はこちら>>

 

展示会動画で成果を最大化するためのまとめ

展示会動画は、来場者の足を止め、短時間で深い理解を促し、商談をスムーズに進めるための強力なツールです。

株式会社ニシカワでは、展示会の目的に合わせた動画の企画から制作はもちろん、

3DCGホログラムやプロジェクションマッピングなど、他社と差別化するコンテンツまでワンストップでご提案しています。

展示会での製品やサービスの見せ方、動画の制作に困っている、今までにない施策を検討したい、という方はお気軽にお問い合わせください。

 

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