PROJECTS制作事例

2025.03.03 #3DCG #3DCGホログラム #AR(拡張現実) #イベント #空間プロデュース

東京都環境公社 「エコプロ2024」出展ブース企画制作(空間投影・AR・3DCGホログラム)

公益財団法人 東京都環境公社の「エコプロ2024」出展にあたり、デジタル展示ブースの企画・制作を行いました。

エコプロとは
環境やSDGsへの取り組みを企業や学生に直接PRできる大規模環境展示会で、環境配慮型製品・サービス、環境関連技術を展示・紹介し、環境問題の解決と持続可能な社会の実現を目指します。

〈課題背景〉

東京都の環境施策を担う公益法人として、出展にあたり廃棄物を少なくし、来場者が環境問題に興味を持ってもらえる様に
展示物をデジタルで行いたいというご依頼をいただきました。

そこで、弊社ではブース内のプロジェクターによるイマーシブ空間投影と空間内のARコンテンツ、3DCGホログラム、さらにノベルティ用カードのARコンテンツ企画制作を行いました。

 

〈制作したコンテンツ〉

■ 3DCGホログラム

ブースに足を止めていただけるように、入口に23インチの3面 3DCGホログラムディスプレイを設置し、泳いでいる「アオウミガメ」を投影させました。

■ シアター型イマーシブ空間「TOKYO-ecosteps THEATER」

天井のついたブースで箱型の空間を作り、正面・左右・天井へのプロジェクター投影で来場者を包み込むことで、まるで実際に自然の中にいるかのような没入感のある演出をしました。

東京都の自然として、小笠原の海岸を360度映像でご紹介

こちらは東京都の森の中を投影。
風に揺れる木々の音や森で暮らす鳥の声など、森の息づきを体感できます。

※箱型シアターの壁面及び天井は、環境に配慮した再利用パネルを使用して制作しています。

■ 空間内のARコンテンツでインタラクティブな体験

シアターに設置されたタブレット端末でマーカーを読み取ると、森の中に生息する「カワセミ」や「キアゲハ」などが3Dで登場するARコンテンツを制作しました。 よりリアルな自然に一歩近づく体験ができます。

タブレットでマーカーを読み取ると画面上に生き物が現れる(画像はカワセミ)

■ ノベルティカードのARコンテンツ

好きな時間、好きな場所でいつでもARが体験できるように、持ち帰り可能なノベルティカードにARコンテンツを組み込みました。 スマートフォンのカメラ機能で二次元コードを読み込むと、画面上には実際にそこにいるかのように生き物が現れます。

ARコンテンツ表示時の様子(アオウミガメ)
ARコンテンツ表示時の様子(カワセミ)

〈結果〉

「エコプロ2024」は小中学生が多く訪れる展示会で、当初デジタルネイティブ世代にARなどのデジタルコンテンツはあまり響かないのではと考えていましたが、実際には予想を超えた反響がありました。

 

▼エコプロ2024:XR技術で東京の自然を体験〜「TOKYO-ecosteps」へのはじめの一歩〜(リンク先:公益財団法人 東京都環境公社Webサイト)
https://www.tokyokankyo.jp/discover/article/ecopro2024/

 

 

今回のような箱型シアターでの多方向へのプロジェクター投影は珍しく、内部でのAR体験も含め斬新な展示ブースができあがりました。

展示会などの表現方法にお悩みの方、何か新しい一手を探している方はぜひ弊社までご相談ください。

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東京都環境公社 「エコプロ2024」出展ブース企画制作(空間投影・AR・3DCGホログラム)