2024.04.18 #3Dバーチャル空間 #イベント
2024年3月に科学技術館にて開催されたメタバース体験イベントにて、 当社が構築した汎用メタバース空間を採用いただきました。
このイベントは、 参加者が館内の会場にある端末よりメタバース空間にアクセスし、 空間内を移動しながら科学・技術の偉人に関するクイズを解いていくものです。
参加者はメタバース空間のあちこちに設置された出題動画やヒントを確認し、 AとBに分かれた解答エリアに移動して解答します。
イベント参加者にはメタバースコンテンツを体験したことがない方が多く、 初めてのバーチャル体験を楽しんでいただきました。
メタバース空間内での操作はゲーム機のコントローラーを使用しましたが、 ゲームに慣れている参加者はスムーズに操作できたようです。
運営にあたっては、 メタバースに関する説明は参加者と共にイベント会場にいるスタッフが対応しますが、 クイズの出題者は館内の別の部屋からメタバース空間にアクセスし、 アバターの姿で登場してクイズを進める形式をとりました。
参加方法に関しては、 参加者それぞれが別の部屋からメタバース空間にアクセスする方法も検討されましたが、 今回は現実世界のイベント会場に集まった参加者が同時にメタバース空間を体験する形になりました。
これにより、 参加者同士がリアルと仮想の両空間で共存する不思議な感覚を味わいつつも、 友人や家族とメタバース空間内で遊んでいるような雰囲気で楽しんでいただき、 滞りなくイベントを開催することができました。
今回は科学技術館の調査研究事業の一環として実施しましたが、 クイズを通して科学・技術の偉人について学ぶことはもちろん、 本来の目的である「メタバース体験企画」として、 多くの参加者の方にメタバースがどのようなものかを知っていただく良い機会になりました。
メタバース空間内会場の前方には赤(A)と青(B)に塗り分けられた解答エリア、 後方にはモニュメントが並ぶエリアがあり、 参加者はアバターの姿で他の参加者と共に空間内を自由に見てまわります。
モニュメントの表裏には偉人の似顔絵と功績が記されており、 周囲をぐるりと歩きながら知識を深めることができるほか、 階段で2階へ移動すると、 1階とはまた異なるモニュメントを見ることができます。
また、 今回は空間内のAまたはBのエリアに移動して解答を行なっていただきましたが、 空間内に構築したA・Bそれぞれの部屋に入ることをもって解答とし、 スタッフが正答の部屋に登場して結果を発表する格づけ番組方式なども面白いという意見もいただいており、 次の機会には、 よりブラッシュアップしたメタバース体験をご提供していきたいと考えております。